ヒアリング(事情聴取)
ひありんぐ / Investigation Interview / 調査と記録
ヒアリングとは社内調査で、通報者、関係者、対象者から話を聞き、事実関係を確認する手続きです。
英語:Investigation Interview
「ヒアリング」の概要
ヒアリングは社内調査の中で、通報者や関係者、疑いを受けている人から話を聞き、事実を確かめる手続きです。
ヒアリングで得た話は事実認定の重要な材料になります。聞き方によって答えが変わることもあるため、誘導しない質問の仕方や、記録の残し方に注意が必要です。
要点
- 一般に、通報者、周囲の関係者、対象者の順に話を聞くことが多くあります。
- 質問は答えを誘導しない形で行います。
- 日時、出席者、質問と回答を記録し、必要に応じて本人に内容を確認してもらいます。
ヒアリングの準備
- 客観的な資料から、確認すべき点を整理しておく
- 聞き手は原則として2人とし、1人が記録を担当する
- 対象者と利害関係のない人を聞き手にする
- 通報者を推測させる情報を、ほかの関係者に伝えないよう質問を組み立てる
質問の仕方
| 形 | 例 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 開かれた質問 | 「その日の会議で何があったか教えてください」 | 最初に事実を広く聞くとき |
| 閉じた質問 | 「その発言をしたのは何時ごろですか」 | 細部を確かめるとき |
| 誘導する質問(避ける) | 「〇〇さんに怒鳴られたのですよね」 | 答えが変わるおそれがあるため使わない |
対象者へのヒアリング
対象者には疑いの内容を示したうえで、説明と反論の機会を与えます。この手続きは後の処分の公正さを支えるものです。対象者が証拠を消すおそれがある場合は、ヒアリングの前に証拠を保全します。
実務のポイント
- ヒアリングの記録には日時、場所、聞き手、話した人を記載します。
- 話した内容に報復をしてはならないことを、対象者に伝えます。
- 記録の閲覧を調査の担当者に限定します。
GuardPlanでできること
GuardPlanは、コンプライアンス問題が発生しても、安全に解決まで導く「AIコンプライアンス事務局」です。
GuardPlanはヒアリングの日時、出席者、内容を案件の記録として残すことを支援します。記録を閲覧できる人を調査の担当者に限定できます。
関連用語
参考資料
執筆:GuardPlan編集部 最終更新日:2026年11月4日