事実認定

じじつにんてい / Fact Finding / 対応の流れ

事実認定とは社内調査で集めた資料や関係者の説明をもとに、実際に何があったのかを判断し、確定させることです。

英語:Fact Finding

「事実認定」の概要

事実認定は社内調査で集めた資料や関係者の話をもとに、「実際に何があったのか」を判断して確定させることです。

処分や是正措置は、認定した事実を前提に決まります。認定が証拠に裏づけられていないと、処分の正当性を後から争われたり、再発防止策が的外れになったりするため、調査の中でも特に慎重さが求められる段階です。

要点

  • 処分、是正措置、再発防止策は、認定した事実を前提に決まります。
  • メールや記録などの客観的な資料と、関係者の説明が合っているかを照らし合わせて判断します。
  • 認定できた事実と、証拠が足りず認定できなかった事実を分けて記録します。

事実認定の進め方

  1. 客観的な資料(メール、チャット、会計データ、入退室記録など)から、日時と出来事を時系列に並べる
  2. 関係者の説明を、資料と照らし合わせる
  3. 説明が食い違う点について、どちらの説明がより資料と合うかを検討する
  4. 認定した事実と、その根拠となった証拠を対応づけて記録する

説明の信用性を判断する観点

観点 確かめること
客観的な資料との整合 説明が記録と食い違っていないか
一貫性 説明の内容が途中で大きく変わっていないか
具体性 日時、場所、発言が具体的に述べられているか
利害関係 説明する人に、事実をゆがめる動機がないか

事実認定と評価の違い

事実認定は「何があったか」を確定させる作業で、評価は認定した事実が規程や法令に違反するかを判断する作業です。2つを分けて記録すると、処分の判断の根拠を後から説明しやすくなります。

実務のポイント

  • 認定の根拠とした証拠を、事実ごとに記録します。
  • 対象者には認定の前に弁明の機会を与えます。
  • 認定できなかった事実もその理由とあわせて記録に残します。

GuardPlanでできること

GuardPlanは事実認定の結果と、その根拠とした資料やヒアリングの記録を、案件ごとに対応づけて記録することを支援します。認定の結果は承認の記録とともに残るため、後から判断の根拠を説明できます。

関連用語

参考資料

執筆:GuardPlan編集部 最終更新日:2026年11月4日

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