プレイブック

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プレイブックとは、ランサムウェア、メールの誤送信、不正アクセスなど、インシデントの種類ごとに、実施するタスク、順序、担当者、判断ポイントを定めた手順書です。

英語:Playbook

「プレイブック」の概要

ランサムウェア、メールの誤送信、不正アクセスなど、事故の種類ごとに「何を、どの順番で、誰が行うか」を具体的に書いた手順書です。

もとはアメリカンフットボールで、作戦の型をまとめたノートを指す言葉です。インシデント対応計画が全体のルールを定めるのに対して、プレイブックは「この事故ではこう動く」という実行の手順を定めます。担当者が変わっても同じ品質で対応できるようにすることが目的です。

要点

  • インシデント対応計画が定める枠組みに沿って、実行の手順を具体化します。
  • 担当者が変わっても、同じ品質で対応できるようにすることが目的です。
  • 監査人や顧客に対して、管理された対応を示す根拠になります。

記載する項目

  • 対象となる事故の種類と、発動の条件
  • タスクの一覧と順序、担当する役割
  • 判断ポイント(個人情報が含まれるか、業務を止めるかなど)
  • 報告先と期限、連絡文のひな形

例:メール誤送信のプレイブック

  1. 誤送信先に連絡し、削除を依頼する
  2. 含まれていた個人情報の種類と人数を確認する
  3. 個人情報保護委員会への報告対象かを判断する
  4. 対象であれば速報を提出し、本人通知を準備する
  5. 原因と再発防止策を記録する

インシデント対応計画との違い

インシデント対応計画は体制と判断の基準を定め、プレイブックは事故の種類ごとの実行手順を定めます。計画だけでは、事故の現場で何から手を付けるかが決まりません。

実務のポイント

  • 発生頻度の高い事故(誤送信、紛失)から作成します。
  • 机上演習で手順を試し、結果を反映します。
  • 各タスクにRACIで担当を設定します。

GuardPlanでできること

GuardPlanは、まず「情報漏えい」と「個人情報事故」のプレイブックを提供します。事故の内容に応じてAIがタスクを提示し、担当者は内容を確認して実行します。ランサムウェアなど、その他の事故の種類への対応は、今後の対応を予定しています。

関連用語

参考資料

執筆:GuardPlan編集部 最終更新日:2026年11月4日

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