インシデント対応計画

いんしでんとたいおうけいかく / Incident Response Plan / 計画と準備

インシデント対応計画とは、インシデント発生時の体制、役割と責任、連絡経路、重大度の判断基準などを事前に定めた文書です。

英語:Incident Response Plan(略称:IRP)

「インシデント対応計画」の概要

事故が起きたときに、誰が、どのような体制で、どんな基準で判断し、誰に連絡するかを、あらかじめ文書にまとめたものです。

事故の最中に体制や役割を一から決めていては、対応が大幅に遅れます。計画を作っておくことで、担当者が慌てずに動けるだけでなく、取引先や監査人に対して「備えがある」ことを示す根拠にもなります。

要点

  • すべての事故に共通する枠組みを定め、事故の種類ごとの手順はプレイブックで定めます。
  • 担当者の異動や組織変更に合わせて、年1回以上の見直しが必要です。
  • 攻撃で社内システムが使えない場合でも参照できる場所に保管します。

主な記載項目

方針・計画・プレイブックの違い

文書 内容 例
方針(ポリシー) 何を守るか、組織としての基本的な考え方 情報セキュリティ基本方針
計画 体制と役割、判断の基準 インシデント対応計画
プレイブック 事故の種類ごとの具体的な手順 ランサムウェア対応手順

よくある課題

計画を作成した後に更新されず、連絡先が古くなっている例が多くあります。また、ファイルサーバーにのみ保管していると、ランサムウェア被害で参照できなくなります。

実務のポイント

  • 年1回以上、机上演習の結果を反映して改訂します。
  • 紙と、社内システムに依存しない保管場所の両方に置きます。
  • 経営層の承認を得て、組織の正式な文書とします。

GuardPlanでできること

GuardPlan Responseは、サイバー攻撃を受けても、企業が迷わず動けるための「AI危機管理室」です。

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GuardPlanは、計画で定めた体制と役割を、実際の対応で使える形に落とし込むことを支援します。文書としての計画を、事故のときに動く仕組みに変えることが目的です。計画の作成支援は、今後の対応を予定しています。

関連用語

参考資料

執筆:GuardPlan編集部 最終更新日:2026年11月4日

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